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TOPIX(Tokyo Stock Price Index)は、東京証券取引所のプライム市場に上場する全銘柄を対象とした時価総額加重型の株価指数です。TOPIXは、日本の株式市場全体の動向を反映する指標として広く利用されています。
※「時価総額加重型」の株価指数は、多くの会社の時価総額を合わせて作ります。時価総額が大きい会社ほど、指数に与える影響が大きくなります。
例えば、時価総額がA:1万円の会社、B:2万円の会社、C:3万円の会社があるとして、
時価総額を合計すると1万円➕2万円➕3万円=6万円となりこの6万円を基準として株価指数を作ります。
もしCの会社の時価総額が2倍になると、1万円➕2万円➕6万円=9万円となります。
このように、時価総額の大きな株式会社(この場合はC会社)の株価変動が、株価指数全体に大きな影響を与えます。
【セクター別のパフォーマンス】
TOPIX-17各セクターのパフォーマンス分析によると、過去1年半で「エネルギー資源」「商社・卸売」「銀行」「機械」「電力・ガス」「金融(除く銀行)」「自動車・輸送機」などが優位であった一方、「医薬品」「運輸・物流」「小売」「情報通信・サービスその他」は劣位となっています。
【今後の動向】
2024年6月19日から8月18日まで意見募集が行われ、9月末頃にルールが最終決定される予定です。その後、2026年10月に初回の銘柄入れ替えが実施されます。